講演会
令和6年6月13日(木)
■演題:「生成AIのこれまでと今後の展望~AIがビジネス現場にもたらす変革~」
■講師:Wild Bird 代表 門 岡 良昌 氏
プロフィール
富士通、富士通研究所で最先端技術の企画開発を永く牽引。スパコンを活用した心臓シミュレーターの研究と事業化、AIを活用した疾患の検出などを社外の企業や大学と連携して推進してきた。またAIなどの難しい技術を分かりやすく説明する講演などにも定評があり、社外での講演も100件以上の実績がある。
ChatGPTの登場以降、生成AIはテキスト系だけでなく画像や動画の分野でも日々急速な勢いで進化しており、同時に、企業においての活用も進んでいる。ChatGPTをはじめとした生成AIの現状での使い方の具体的な紹介し、今後の可能性を製造業での事例を交えて解説した。さらに生成AIの将来展望と、我々がどう対応すべきかについて提言を行った。
令和6年11月7日(木)
■演題:「中小製造業の価格交渉術」
■講師:株式会社ゼロプラス 代表取締役 大 場 正 樹 氏
プロフィール
大学卒業後、大手非鉄金属商社に14年勤務し、国内工場の新設や中国子会社の経営再建などを実現。当時の経験を踏まえ、日本の中小製造業が持つ技術力、現場力を活かす仕組みづくりを支援したいと経営コンサルタントとして独立。2014年に法人化し株式会社ゼロプラスを設立。著書に『インフレ時代を生き残る下請け製造業のための劇的価格交渉術』(幻冬舎)、『GX時代に下剋上を起こす 下請け製造業のための脱炭素経営入門』(ダイヤモンド社)がある。
【講演内容】
最近の政府の動きにも示される労務費の転嫁についての後押しや、度重なる原材料、エネルギーコストの上昇等、これからのインフレ時代に対応するための新たな意識づけや、会社経営に無くてはならない価格交渉術について、「変動費スライド制」の導入等や価格交渉を行う際の資料作りのポイント等、経営者がどのように取組むべきか具体的でわかりやすい提言を行った。
令和7年1月16日(木)
■演題:「中小企業における人的資源活用と事業性評価」
■:講師:追手門学院大学経営学部教授・学部長 水 野 浩 児 氏
プロフィール
大学卒業後、金融機関勤務を経て、現在、追手門学院大学経営学部教授・学部長として活躍。金融法務、債権譲渡(ABL)の研究に取り組まれ、債権の本質的な意義や目的に迫る事業性評価の第一人者として、様々な業界誌への寄稿などで知られている。また「近畿財務局ちほめんアドバイザー」として地域金融機関等の研修や、全国多数の地域機関・保証協会等で事業性評価の研修を担当している。
【講演内容】
大学教授として学生の指導に長年努めた経験からみた、現代の若者(Z世代)の特徴、また就職環境等抱えている背景や事情に触れつつ、会社の一翼を担っていくであろうZ世代に対して指導を行う際に配慮が必要な点など自身の体験も踏まえながら提言を行った。他、今後の金利のある世界見据えて、改めて注目されている事業性評価について、最近の地域金融機関の動向について講話をいただいた。
県外企業視察(長野県)
令和6年9月19日(木)参加者数16名
視察先
多摩川精機株式会社
■長野県飯田市大休1879(本社・第一、第二歴史館)及び飯田市毛賀1020番地(第二事業所)
■資本金:1億円
■従業員数:約642名
■視察の内容
高精度センサ、モータ、ジャイロなど、制御装置における当社の歴史は、日本の精密機械産業の歩みそのものである。創業以来85年の歴史が展示されている第一、第二歴史館の見学と、航空宇宙事業、自動車産業等、各種産業に欠くことのできない角度センサーやモーター類の生産を手がける第二事業所を見学した。
県内施設見学(名古屋市)
令和7年2月6日(木)参加者数17名
見学先
STATION Ai (運営会社:STATION Ai株式会社)
■名古屋市昭和区鶴舞1丁目2番32号
■見学の内容
2024年10月に名古屋市鶴舞に開業した日本最大級のオープンイノベーション拠点。スタートアップ企業の創出・育成及びオープンイノベーションの促進を目的に様々な支援サービスを提供している。700社を超える国内外のスタートアップ企業、パートナー企業、VC等の支援機関や大学などが参画し、新規事業創出に取組んでおり、関係者のためのオフィス、テックラボに加え、各種イベントスペース、一般利用可能なカフェ・レストラン、ホテルなどの施設見学などを行った。